社会イノベーター公志園 » 山上遊
挑戦者 山上 遊 
株式会社LIXIL 主幹

    世界中にいる25億人のトイレを使えない人達が、安心して排泄できる環境を創ろうと挑戦中。単身、ケニアに渡り、無水トイレの開発と実証実験を行う。社会貢献ではなくビジネスとして、全世界にトイレのある環境を創り出そうと奔走。

伴走者

代表伴走者:永田 亮子
(日本たばこ産業株式会社 執行役員 CSR担当)
成井 隆太郎
(ヤマトホールディングス株式会社 経営戦略担当 シニアマネージャー)
辻本 昌弘
(大日本印刷株式会社 ABセンター 第2本部 事業企画ビジネスユニット 企画開発第1部部長)
高津 尚志
(株式会社アダストリア 上席執行役員 管理本部長)

学生伴走者

枝廣 あかり
(東京都市大学 4年)

挑戦者の日常

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写真で語る挑戦者の志

トイレこそが本当の自分を出せる、安心できる場所

小学校2年生の時に頻尿になってから、私にとってのトイレの位置付けは大きく上がりました。トイレが近くにある事が私にとっての安心であり、いいトイレ=ゆっくり落ち着いて一人になれる場所となりました。悔しい思いや悲しい思いをした時、逃げ込む場所がトイレです。いいトイレが側にあったから、今ここに居るといっても過言ではありません。トイレの話を色んな人とするうちに、そういうトイレの 使い方をする人が私だけではない事を知りました。たくさんの人にとって、トイレが更に安らげる場所 になってほしいと常に考えています。

世界中にいる25億人のトイレの無い人たち

国連の発表によると、世界中には25億人、トイレが使えない人たちがいます。安心して、排泄が出来ないだけでなく、彼ら・彼女らにとっては、一人になれる場所が無いのだなと思いました。安心できる トイレが無い理由の多くは、貧困です。食べ物が優先されて、排泄までにお金をかける事が出来ません。水の不足も大きな理由です。世界中に普及しているボットン便所は、ホッとできる場所からは程遠い存在です。世界中では「トイレは汚くて、臭い」というイメージを当たり前と思っており、快適性を求める必要はないと思われがちですが、このイメージを覆すアクションを取る必要があります。

水を使わないトイレと身繕いの空間

私はケニアで水を使わずに快適に排泄できるトイレの事業検証を行っています。今までのボットン便所 とは異なり、臭いやハエの発生を抑える事に注力しています。トイレの下で集めたうんちやおしっこは 肥料として再利用します。ケニアのスラムにある学校にこのトイレを設置した時には、単にトイレを設 置するだけでは無く、トイレを取り巻く環境や循環型の暮らしに関しての授業を行いました。また、ト イレだけの建物ではなく、鏡を設置する事で、「トイレ」→「身繕いの空間」という位置づけに変わり、子供たちがトイレに長居する事も出てきました。こういったアプローチをする事で、子供の頃から、トイレのイメージを変える事・循環型の暮らしを伝え、少しずつ未来を変えるアプローチをしたいと考えます。

トイレから始まる快適で、健康的な未来

屎尿を肥料にする、それを使って野菜を育て、それを食べる。身近に循環サイクルを感じる事で、自分 の食べ物や体に気を使ってくれないかと思います。自分が健康なうんちを出せば、いい野菜が育つ、だから安全なものを食べようという様な感じです。トイレは出口ではなく、入口だという風にイメージが 変わったら、「汚い・臭い」といったトイレのイメージも変わるのではないでしょうか? 屎尿に価値が出てくれば、トイレはおのずと整備されていくはず。整備されたトイレでは安心して、気持ちよく用が足せるはず。そんなトイレであれば、何か悩んだ時に駆け込める場所がどんどん増えてい ければ、私の狙い通りの世の中です。

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社会イノベーター公志園は、現在の世界、世界の中の日本、日本の地域社会・コミュニティの現状に対する大きな危惧 から生まれたイニシャティブです。詳しくは、http://koshien-online.jp/about/をご覧下さい。

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