社会イノベーター公志園 » 菅野正寿
挑戦者 菅野 正寿
NPO法人福島県有機農業ネットワーク理事長

農業をはじめて30年になります。水田2・5ha トマト0・15ha 野菜・雑穀2ha
12年前に蚕室を改造して加工所をつくりました。餅(豆、よもぎ、きび、古代米など)と赤飯と味おこわの弁当も販売しています。2年前に大学を卒業した長女が就農して50種類以上の野菜を栽培しています。妻と長女は農家民宿に取り組みたいと計画しています。これまでも自由の森学園(埼玉県飯能市)の高校生を毎年夏休みに農業体験で受け入れてきました。(残念ながら昨年は原発で断念)
標高200~600メートルの里山の恵み、春の山菜(タラの芽、わらび、たけのこ)、夏の有機野菜(完熟トマト、きゅうり、なす)、秋の大根、かぶ、人参、冬の餅、漬物、納豆など野菜と特産品のセット野菜を皆さんに届けたいです。(もちろん測定をして)トマト収穫体験や稲のはせがけ体験など顔の見える交流をしていきたいです。
いい仲間とお酒を飲んで楽しい歌をうたうのが好きです。

小口寄付プラットフォームであるJustGivingにてチャレンジを実施中です。

ふくしまの再生を持続可能な有機農業による、科学者と連携した放射能測定研究センター、企業と連携した有機加工センター、消費者と手を繋ぐオーガニック交流センターなど「ゆうきの里・フクシマ」構想に挑戦します。
有機農業が創る、ふくしま「ゆうきの里」モデル構想による復興へ

JustGiving Japan × 公志園2012

伴走者

代表伴走者:藤井 久
(株式会社博報堂 第1クリエイティブ局長 エグゼクティブクリエイティブディレクター)
永田 亮子
(日本たばこ産業株式会社 執行役員 飲料事業部長) 菊地 敦子
(前人事院人材局長)

パートナー

黒田 かをり
(一般財団法人CSOネットワーク 事務局長・理事)

挑戦者の日常

  •  2012年7月5日 【活動報告】菅野チームミーティング
  • 本日朝10時、博報堂本社にて、

    菅野チームのチームミーティングを行いました。


    菅野さんは6月中旬に、ブラジルはリオで行われた【国連持続可能な開発会議(リオ+20)】に合わせて、

    日本・福島の農家代表として、福島の現状を世界に向けてスピーチするという大役をされてきました。
    (さらに…)

 

写真で語る挑戦者の志

生産者と消費者・都市と農村の顔の見える関係の大切さ

学生時代に出逢った私の恩師である、山形県高畠町の農民詩人であり有機農業者の星寛治氏から、「次代のために今を耕すこと、地域づくりが有機農業にとって大事」なことを学んだ。その後、地元に帰り青年団の仲間と「出稼ぎをせず、人間らしい百姓」をめざし有機農業の産直にとりくむ。生産者の畑の延長線に消費者の食卓があることから、農薬を減らし、失敗の繰り返しのなか土づくりの勉強をして安全なものを届けることに心がけてきた。消費者からは「このおばあちゃんのぞうり、すてき」とか「炭焼きを続けて」「年末のお餅がほしい」など高度経済成長時代に捨ててきた農村のくらしのなかに価値あるものがあると教えられた。消費者の「おいしかったよ」の声に支えられてきてように思う。

それでも希望の種をまく―ふくしまの復興のために

2011年3・11東日本大震災、原発事故は膨大な放射性物質の放出により、ふくしまの山林、農地、海洋が次々に汚染され、私たちのくらしと環境が著しく脅かされた。とりわけ自然の循環と生態系を守り、健康な作物、健康な家畜を育んできた有機農業者への打撃は深刻である。それでも種をまき、農の営みを続け、その農民的技術の結果、放射性物質の農産物への移行は予想以上に低く抑えることができた。有機農業学会の先生方と実態の調査に取り組み検証をしてきたなかで、粘土質の土壌と腐植の多い土壌ほど放射性物質が土に固定化されることが見えてきた。つまり有機農業による土づくりが農地再生の光であることが見えてきた。さらに農地、山林の実態を調査、検証していくことが今年は重要である。見えない放射能を見える化する、放射能ゼロをめざすし、正しい情報を消費者に届けることが復興へつながると考える。

世界に発信できる安全・安心システム―「ゆうきの里」モデル構想

自然の摂理を大事にし「自然との共生」が有機農業であり、これと対峙するのが原子力である。地域コミュニティを大切にしながら有機農業による復興を科学者とともに検証して、現場に活かされる情報を広く共有化していく。放射能汚染の実態調査と農産物の測定の体制を確立していく。(放射能測定研究センター)さらに「福島県産お断り」となっている加工においても福島県産はふくしまで加工する体制をつくる。(有機農産物加工センター)消費者との交流や食の発信・交流施設をとおして顔の見える関係をつくる。(オーガニックレストラン)耕作放棄地が広がらないように新規に農業者を受け入れる宿泊施設など、世界に発信できる安全・安心のシステムをふくしまにつくる「ゆうきの里」モデル構想をすすめる。

地域(ローカル)にこそ持続可能な社会をつくる道がみえる

東京の食糧自給率はどれほどなのだろうか。電気の自給率はどれほどなのだろうか。再生産可能な産業は、林業、農業、漁業ではないだろうかと、ことごとく汚染されたふくしまの現状からは見えてくる。エネルギーも風力、太陽光、水力、バイオ燃料などふくしまで充分自給できることが見えてくる。私たちの親父やそのまた親父たちが30年後、50年後のために山に木を植えてきたように私たちもまた次代の子どもたちのために田畑を耕し、ふくしまを再生していかなければならない。その責任が私たちにはあるからだ。再生可能エネルギーにより地場産業をつくり、働く場をつくっていかないと若い人が定着できない。そのためには「ゆうきの里」構想により生産加工の体制と流通販売の体制を同時につくっていく必要がある。

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