プログラム概要

]「公志園プログラム」のプロセス

   
   

全国公募・地域推薦で選抜された(全国で16名程度)出場者は、約6か月間に渡る全国大会のプロセスへ進んでいただきます。全国大会期間中は、各地域で開催する月に1回の相互志援会(公開相互志援会と非公開の集合ワークショップの2日間)の他、運営事務局がアサインする伴走者との個別ミーティングに、ご参加頂きます。プログラムの集大成となる結晶大会では、千人規模の聴衆が集う中、半年間の自身の成長の成果を披露し、自身の志と目指す未来ビジョンを広く世間に問う場になります。また、本大会では、「共感と信頼」をキーワードに、代表発表者の中から、全国大会出場者全員に対するエールを受け取る代表フェロー1名を決定しています。

全国大会のプロセスは、教育的な観点からコンペティション形式を採用していますが、その主眼は勝ち負けではなく、参加者・出場者一人ひとりの成長の支援です。一連のプロセスを経験することで、様々な人から様々な形で「共感と信頼」をベースとした応援・支援を受け、自身の志を磨くとともに、その活動・事業の意義や課題を客観的に振り返り、一回り大きな構想を実現しうる社会イノベーターへの成長が可能となるよう、プロセスが設計されています。

なお、本プログラムを無事修了した出場者は、結晶大会後、「公志園フェロー」として公志園の場とネットーワークに迎えられ、リーダーとしての人間成長と事業拡大に向けた継続志援を受けます。

「社会イノベーター公志園」プログラムは、大きく4つのプロセスで構成されます。

  1. 全国公募・推薦選抜
  2. 全国大会(集合ワークショップ・公開相互支援会・伴走支援)
  3. 結晶大会
  4. フェローシップ

プロセス(1) 全国公募・推薦選抜

全国大会の出場者は、社会課題にこれまでにないアプローチや手法で向き合い、持続的な課題解決と未来創造を実現しようとする挑戦者たちです。これから活動を始める方ではなく、既にある程度の活動実績があり、一段の活動拡大の飛躍には、自身のリーダーとしての人間成長と事業スキームの再検討が必要と感じている方が、本プログラムの主な対象となります。
各回の全国大会は、全国公募・推薦選抜から始まります。全国各地から公募と並行して、協力団体や公志園フェロー達の推薦による候補者のリストアップ、第一次書類選考、面談(電話・スカイプ・対面)からなる数か月間のプロセスを経て、全国大会出場者16名を決定しています。なお、この決定に際しては、実行委員とフェローの有志から構成される選考委員会が中核的役割を担っています。

~第四回公志園における選考委員(五十音順、敬称略、2015年11月3日時点)~
池本 修悟    一般社団法人ユニバーサル志援社会創造センター 専務理事
鵜尾 雅隆    NPO法人日本ファンドレイジング協会 代表理事
岡田 智文    株式会社バンステーション キャリアコンサルタント
岡村 充泰    株式会社ウエダ本社 代表取締役社長
河口 真理子 株式会社大和総研 調査本部 主席研究員
黒田 かをり   一般財団法人CSOネットワーク 事務局長・理事
古賀 正博   一般社団法人福岡中小企業経営者協会 理事・事務局長
佐藤 大吾    一般財団法人ジャパンギビング 代表理事
薗田 綾子    株式会社クレアン 代表取締役
田村 太郎    一般財団法人ダイバーシティ研究所 代表理事
友田 雅明    有限会社雅bouquet-de-Bianca代表取締役、日本青年会議所人間力大賞2010運営委員会 委員長
中村 陽一    立教大学大学院 教授、21世紀社会デザイン研究科 研究科委員長
西田 陽光    一般社団法人次世代社会研究機構 代表理事
野池 雅人    有限責任事業組合まちとしごと総合研究所 代表、きょうとNPOセンター 常務理事
藤沢 烈     一般社団法人RCF 代表理事
古川 武史    朝日ビジネスコンサルティング代表取締役社長
           NPO法人九州アジア経営塾(KAIL)プログラム・アドバイザー
宮城 治男 NPO法人ETIC.代表理事
森 摂       株式会社オルタナ 代表取締役編集長
渡辺 一馬    一般社団法人ワカツク 代表理事、東北学院大学地域共生推進機構 特任准教授

〈協力フェロー〉
川添 高志(ケアプロ株式会社代表取締役、第一回フェロー)
松田 悠介(Teach For Japan Founder/CEO、第一回フェロー)
小沼 大地(NPO法人クロスフィールズ代表理事、第二回フェロー)
平岩 国泰(放課後NPOアフタースクール代表理事、第二回フェロー)
小野 邦彦(株式会社坂ノ途中代表取締役、第三回フェロー)
毛受 芳高(一般社団法人アスバシ教育基金代表理事、第三回フェロー)
長谷川 琢也(ヤフー株式会社復興支援室室長、第三回フェロー)

本プログラムへのご参加希望の方は、まず、全国公募・推薦選抜のいずれかのプロセスにエントリーいただくことになります。エントリー募集のご案内は、本ウェブサイトの「応募について」をご参照ください。
対象者・参加条件のご案内は、こちらをクリックしてご参照ください。

※なお、現在、プログラム参加者の募集は行っておりません。ご関心をいただけます場合は、運営事務局までお知らせ頂けますよう、お願い申し上げます。


プロセス(2) 全国大会(集合ワークショップ・公開相互志援会・伴走志援)

本プログラムの中核となるプロセスです。

公志園は約半年間に渡る全国大会(リーダーシップ開発プログラム)を中心におきながら、出場者達のリーダーとしての人間成長と活動拡大を継続的に志援するプラットフォームとして設計しており、その中核は、「集合ワークショップ」「公開相互志援会」「伴走志援」の3つとなります。
全国大会出場者は、約6か月間にわたり、地域で開催される相互志援会(集合ワークショップと公開相互志援会の2日間)に月に一度参加し、経営プロフェッショナル、企業の幹部、起業家等から構成される伴走者(メンター)チームや実行委員の有志達からの伴走志援を受け、それぞれの志を結晶化させ、未来ビジョンや事業構想をブラッシュアップします。

・集合ワークショップ

出場者は、パートナーや伴走者と共に、自身の現状を見つめ直し、原点となる志を確認し、活動の未来ビジョンを展望することを通じて、事業構想を再構築し、今度の行動アジェンダを明確にしていきます。

半年間のプロセスには、「リフレクション」「リーダーシップ」「未来ビジョン」「事業構想」「ソーシャルインパクト」「統合(行動アジェンダ)」の全6回のワークショップが組み込まれており、出場者は、パートナーや運営事務局がアサインする伴走者とともに、この集合ワークショップに参加します。

全6回のワークショップでは、自身と活動・事業を、「現在から過去」、「過去から未来」、「未来から近未来」、「近未来から再び未来」「近未来から再び現在」と時間軸を移動しながら振り返ります。そして、志ショートムービー(動画)、事業構想、プレゼンテーションの作成を通し、論理・戦略・数字による分析(プラグマティズム)と、自身の心の探求・感情触発(アスピレーション)の双方を効果的に統合してゆきます。

・公開相互支援会

全国大会期間中、月に1回、全国各地を巡りながら公開相互志援会を開催します。出場者達は、作成途上のショートムービーを用いた15分程度のプレゼンテーションを行い、荒削りながらも、自身の志や、活動を通じ実現を目指す未来像を一般聴衆にむけ発表します。

この公開相互志援会の聴衆は、各地域の問題意識が高く、所属セクターやバックグラウンドも異なる老若男女数百名です。一方的なプレゼンテーションではなく、率直なフィードバックが飛び交う対話の場です。聴衆との対話を通じ、出場者は気づきを深めると同時に、出場者達の志や取り組みに共感した観客から寄せられる応援・志援が、出場者の思いの実現を着実に後押ししてゆきます。

・伴走志援

公志園プログラムの最大の特徴は、伴走者の存在にあります。
伴走者は、社会イノベーター公志園の理念に共感し、全くの手弁当で参画する有志で構成され、そのプロファイルは経営プロフェショナル、大企業や行政機関の幹部、起業家、社会リーダー等、多岐に亘ります。
伴走者は平均4名でチームを組成し、出場者に寄り添い、彼ら彼女らの振り返り、現実との対峙、未来の展望、アクションプランの明確化をサポートし、一段の飛躍を遂げるきっかけを提供します。また、各伴走チームには、大学生(大学院生)が学生伴走者として参加し、異なる視点からチームに貢献します。

伴走者は集合ワークショップに出場者とともに参加します。また、毎月のワークショップの合間に、現地を訪問し、現場での出場者の現実、葛藤をよりよく理解します。そして、伴走者チームごとの対面やスカイプでの会合で、「あなたが実現したい未来は、こういうことですか」、「それが本当にやりたいことですか」、「今やっている活動は目的ですか、それとも手段としてやっているのですか」、「活動は、お金、人、組織運営の観点から持続可能ですか」などを問いかけます。

伴走者は、出場者に対しその行くべき道を指し示す教師役ではなく、出場者の事業について実益を伴うアドバイスを提供するコンサルタントでもありません。出場者の目線と立場にできうるかぎり身を置き、悩みや喜びを共有しながら、共に未来を展望するお手伝いをするコーチ役、「相手の姿を映す鏡」役となります。

第四回公志園全国大会開催時の伴走者一覧は、下記をご覧下さい。


プロセス(3) 結晶大会

公志園プログラムの最大の特徴は、伴走者の存在にあります。

結晶大会前日に開催する最終相互志援会では、出場者と伴走者の相互互選により、結晶大会に進む代表発表者6名を決定します。プロセスの集大成として開催する結晶大会では、全国大会出場者全員が、約半年間に亘り、深化・結晶化させて自身の志や取り組み、自身が活動・事業を通じて、実現したいと思う未来像、それを実現するための事業構想や自身の挑戦を千数百名の聴衆を前に発表します。全出場者の発表後は、共感と信頼を軸に、会場の聴衆全員で投票(志を支援する「志援投票」)を行い、全国大会出場者を代表しエールを受け取る1名の「代表フェロー」を決定します。

公志園の結晶大会では投票を行いますが、勝ち負けや優劣を決定することが主目的ではありません。また、結晶大会での代表フェローや代表発表者に対し、賞金の供与やビジネス上の便宜供与も約束しておりません。これまで接点を持たなかった千数百名を超える聴衆の前で発表することで、自身の公の志を世に問うとともに、観客から心からの応援を受けることを通して、自らの構想に対する不退転の決意を醸成することを主眼としています。


プロセス(4) フェローシップ

結晶大会後の全国大会出場者は、「公志園フェロー」として、公志園の場とネットワークに迎えられ、継続志援を受けると共に、その後は、公志園の場を支える仲間として、公志園の活動や運営企画に関わります。

公志園のフェローシップの最大の特徴は、建て前、損得、利害関係を超えた共感と信頼に裏付けられた人のネットワークです。より安寧で、包摂的で、共生が可能な世界と未来の実現に向けて協働メンバーシップが、地域、セクター、世代の垣根を超え、前例・慣習を打破して、地域コミュニティ、日本社会、更には世界の未来を切り拓く原動力となります。

具体的には、次の全国大会開催までの間、全国各地で、公志園フェローがスピーカーやファシリテーターとなり、更に実行委員の有志も加わってフォーラムを開催します。フォーラムは、公開相互志援会形式を踏襲しており、フェローの継続的な人間成長を後押しすると同時に、共感と信頼の輪を拡げ、その活動を継続志援して参ります。また、フェローの個別の志援会は、実行委員有志の呼びかけにより、適宜開催されています。


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