【お知らせ】2/16 地域の力シンポジウム『3.11東日本大震災と内発的復興 ―農山村と都市の新しい結びつきを考える―』
By 公志園事務局 2014年2月3日

第二回公志園審査委員特別賞受賞者の菅野正寿さん(NPO法人福島県有機農業ネットワーク理事長)が、2月16日にシンポジウムを開かれます!



「たかだか50年の原発の中で、福島の稲作文化にピリオドを打つ訳には行きません。」
「人と人。人と自然の繋がる循環型の、福島と、日本を皆さんと創っていこうではありませんか。」

福島・二本松で放射線被害と戦いながら、有機農業を通じた土地づくり・農業再生に挑戦する百姓の菅野さん。福島が抱えている課題は、単に福島だけではなく、私たち日本全体が思いを馳せるべきもの、といったメッセージが心に刺さった方も多かったのではないでしょうか。

昨年の気仙沼決勝大会の決意から、1年半。

伴走者の藤井久さん(㈱博報堂クリエイティブ戦略企画室長)、黒田かをりさん(CSOネットワーク事務局長・理事)も一緒に登壇されるそうです。

ぜひ奮ってご参加ください!

★詳細はこちらから
http://www.csonj.org/event/140216symposium

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大震災から3年目となり、あらためて都市と農村のありかたを考えています。福島では未だに14万人が避難生活を続け、汚染水はそのままの状況のなかで、東京オリンピックが決まり、原発再稼働の方針が出され、都知事選挙の喧噪が聞こえてきます。この原発の問題を都市と農村の歴史と日本の構造という複眼の目で見なければならないと考えています。

原発前から東北の農村は冷害や減反、輸入農産物、産廃処理場、ゴルフ場などの自然災害にも中央からの外圧のなかでも、はたまた限界集落とまで伝聞されても、したたかに、畑を耕し生業を守り、コミュニティをつくってきました。私の住む二本松市も震災後浪江町から3,000人もの避難者を受け入れすることができたのも、水も食料もコミュニティも、そして里山があったからではないかと考えます。

地域には光り輝くものがいっぱいあります。自給率1%の東京こそ避難するときがくるのではないかとも考えます。人間らしい人と人とのかかわりや経済成長ではない、地域のくらしかたを考えたいと思います。「がんばろう日本 ではなく 変わろう日本!」そんなメッセージを福島から発信してきたつもりでしたが、もう一度、3・11は私たちになにを教えたのか、みなさんと考えたいと思います。

2月16日のシンポジウムに是非おいでください。お待ちしています。

福島県有機農業ネットワーク 菅野正寿

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  3.11東日本大震災と内発的復興
  ―農山村と都市の新しい結びつきを考える―
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東日本大震災からまもなく3年。本シンポジウムでは、経済成長一辺倒から脱却した新しい時代を志向するために、地域資源を活用した内発的復興を着実に進める東北地域に焦点を合わせ、食とエネルギーの自給の意義、市民や企業関係者を巻き込んだ農山村と都市の新しい結びつきのあり方などについて議論を深めていきます。

日時:2014年2月16日(日)13:30‐16:30(13:00開場)
場所:日本青年館 6階GR会議室
   〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町7-1
   (地図 http://www.nippon-seinenkan.or.jp/dai-hall/access.html

アクセス:JR中央・総武線各駅停車「信濃町」駅より徒歩9分
     JR中央・総武線各駅停車「千駄ヶ谷」駅より徒歩9分
     地下鉄銀座線「外苑前」駅3番出口より徒歩7分
     都営地下鉄大江戸線「国立競技場」駅A2出口より徒歩7分

【プログラム】
13:30 開会
13:40 基調講演「3.11の被災地から見える地域の力」
    大江正章 地域フォーラム委員長、コモンズ代表、アジア太平洋資料センター共同代表

14:20 特別報告「中山間地の農の価値と都市との交流ー福島県喜多方市山都の取組み」
    浅見彰宏 ひぐらし農園主宰、福島県有機農業ネットワーク理事

休憩

15:10 パネル討議 「農山村と都市の新しいかかわり」
     戎谷徹也 大地を守る会 生産部長
     宮地忠幸 国士舘大学 文学部史学科地理学科 准教授
     藤井 久   ㈱博報堂 クリエイティブ戦略企画室長
     黒田かをり CSOネットワーク 事務局長・理事

   コーディネーター:菅野正寿 福島県有機農業ネットワーク理事長

16:30 閉会

参加費無料

主催:一般財団法人CSOネットワーク、地域の力フォーラム
共催:特定非営利活動法人福島県有機農業ネットワーク
助成:独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金

【基調講演者と特別報告者プロフィール】

大江正章(おおえただあき)
1957年生まれ。コモンズ代表、ジャーナリスト、アジア太平洋資料センター代表理事。環境・農・食・アジアなどをテーマに書籍の編集・出版を行うかたわら、地域づくりや農業の現状などについて執筆。主著=『農業という仕事――食と環境を守る』(岩波ジュニア新書、2001年)、『地域の力――食・農・まちづくり』(岩波新書、2008年)。『新しい公共と自治の現場』(共著、コモンズ、2011年)。

浅見彰宏(あさみあきひろ)
(特活)福島県有機農業ネットワーク理事。1969年千葉県生まれ。上智大学文学部卒業後、鉄鋼メーカー勤務。その後、埼玉県の霜里農場での有機農業研修を経て1996年に福島県山都町(現喜多方市)へ移住。現在、春~秋は地域循環にこだわった有機農業に従事。冬場は酒蔵で蔵人として働いている。

【お申し込み】
HPの参加申し込みフォーム、またはFAXよりお申し込みください。
(本シンポジウムチラシ上のFAX用参加申し込みフォームもご利用ください。)
HP: http://www.csonj.org/event/140216symposium
FAX: 03-6233-9560

【問い合わせ先】
一般財団法人CSOネットワークまで(担当:黒田・長谷川・根岸)
E-mail:sus-seminar★csonj.org
(★をアットマークに変えてご送信ください)

レポーター

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