社会イノベーター公志園 » 松本まゆみ
挑戦者 松本 まゆみ
ヤマト運輸株式会社岩手主管支店  営業企画課 課長

今から4年前、ある出来事をきっかけに、生ぬるい自分の全てが嫌になりました。自分から一番遠い存在だと思っていた「福祉」。興味も関心もない。知りたくもないもの。
しかし、あの“きっかけ”があって今、私はそこで真っ向勝負しています。

【社会イノベーター公志園】は、次のきっかけを与えてくださいました。あの4年前と同じように、自ら飛び込む怖さもありますが、今までの取組みをたくさんの方に伝えられる喜びは、それ以上に震える想いがします。
熱く最後まで挑戦します。
4ヶ月間どうぞ宜しくお願い致します。

公志園は、小口寄付プラットフォームとしてJustGivingを活用しています。
2012社会イノベーター公志園のJustGiving特設ページは下記よりご覧下さい。

JustGiving Japan × 公志園2012

伴走者

代表伴走者:浜田 健二
(デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 パートナー)
石崎 浩二
(三菱UFJ信託銀行株式会社 リテール企画推進部 副部長)
弭間 俊則
(盛岡ターミナルビル株式会社 代表取締役社長)

パートナー

佐々木 勉
(ヤマト運輸株式会社 営業戦略部長)
長尾 隆之
(ヤマト運輸株式会社 営業戦略部 課長)
宮原 陽平
(ヤマト運輸株式会社 営業戦略部 係長)

挑戦者の日常

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写真で語る挑戦者の志

配達先「独居高齢者の孤独死」

今からちょうど4年前、私は盛岡駅前宅急便センターのセンター長でした。この都市部にも、多くの高齢者が住まわれています。その日、88歳の独居女性の家に、いつもの様に息子さんからの荷物をお届けし「何か様子が違う」と感じながらも、声もかけずに次の配達に向かったのです。その夜、女性は孤独死しました。 「あのとき、どこかに連絡していれば、助かったかもしれない」。自責の念で仕事が手に付かなくなりました。 気付いた情報を届ける場所も、その術も知らなかった。会社に出した企画書は突き返された。 企業として何ができるのか、その後大学教授の教えを乞い、福祉の勉強を重ねました。 私を突き動かしたものがあるとすれば、それは罪の意識です。

多様なコミュニティの連携

「やむをえず1人暮らし」というよりも「子供たちの生活を応援したい」と願い、自分の生活は自分で行うことに誇りを持つ方が大勢います。そうした方々を尊重し、住み慣れた地域で安心して住み続けて頂くために、異分野で出来ること、企業として出来ることを考え始めました。そして「一企業単独ではなにも出来ない」ことを知ったのです。 高齢社会の課題は全国一律ではなく、過疎地域と都市部の地域特性の違いやコミュニティの違い、家族構成、男女の身体的な特徴によっても異なります。急速に進む高齢社会に於いて、今まで個別分野で解決できた問題が、今後の日本で通用するとは考えられません。

地域・行政との連携【まごころ宅急便】

ヤマト運輸は全国に約4,000もの集配拠点と、約4万5千台の車両・14万人の社員で構築されたネットワークがあります。宅配近隣圏を担うドライバーは、そのほとんどがその土地で生まれ育った現地採用者のため地域住民との繋がりが深い。そこで、この網の目のように張り巡らされたネットワークを使い、高齢化社会で特に問題視されている「買い物弱者」には、地元スーパーと提携した買物代行を、配達時のドライバーの気付きを「見守り情報」として、社会福祉協議会にフィードバックする【まごころ宅急便】を構築。 2010年9月、岩手県では最も深刻な過疎、いわゆる限界集落をかかえる西和賀町から始まり、翌年8月、東日本大震災の被災地、県でも特に甚大な被害を受けたとされる大槌町で開始されました。

“境界のない”課題先進国にっぽん

事業や組織の垣根を取り払い、福祉という枠を越えると、子供から大人、次世代に繋ぐネットワークが出来ると思うのです。地域が持つ知識、関与者の経験、異分野の情報やネットワーク。福祉と医療、地域と行政。互いに補う仕組みが整い、住み慣れた地域で安心して最期を迎えられる、そんな日本になることを私は信じています。自身の取組みで「一」から「連携」を学び、震災を経験したことで「ゼロの力」を身に付けました。これを生かし「私に出来ること。それは何か」。を考え続けていきたい。

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公志園について

社会イノベーター公志園は、現在の世界、世界の中の日本、日本の地域社会・コミュニティの現状に対する大きな危惧 から生まれたイニシャティブです。詳しくは、http://koshien-online.jp/about/をご覧下さい。

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