公志園NEWS 第三号(2010/12/20)
By 公志園事務局 2010年12月20日

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  公志園NEWS  第三号(2010/12/20)
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こんにちは。社会イノベーター公志園事務局です。
先週日曜日の12日には、第四回目の相互支援会が行われました。
出場者・パートナー・伴走者・実行委員など、80名もの人が集い、
エネルギー溢れる場となりました。
さて、今回のNEWSでは、その「相互支援会」を中心とした、
全国大会のプロセスでは実際に何をしているの?
ということについて、ご紹介できればと思います。
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□■ 志を見つめ直し、構想を一段大きく磨く ~全国大会プログラム~
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全国大会のプロセスでは、各出場者を中心に、
パートナー、伴走者が一つのチームとなって、
出場者の志を見つめ直し、事業の構想を一段大きく描く、
ということに取り組んでいます。
真摯な思いをもって既にユニークな活動を展開している
公志園全国大会の出場者達の中には、メディアに取り上げられたり、
若者の間で、ロールモデルとして注目されている人も多いのですが、
公志園のプロセスでは、彼らに、あえて、こう問いかけます。
「その先に本当に自分が実現したいと思っていた未来がありますか」
「10年先、20年先まで本当に自分の人生をかけて取り組んでい
 けると自信をもっていえるでしょうか」
「今の活動をまわすのが精一杯の現状で、その活動ありきで考えて
 いませんか」
この問いに答えを出すには、現在の活動を脇において、
今いちど、自分の原点、本当に実現したい未来について、
自分の心と対峙することが求められます。
自分の原点を振り返り、ありたい未来を描き、「自身の志」を見つめ直す。
そしてその未来を実現するためにやるべき「事業の構想」を一段高く描く。
これは言うは易く、行うはなかなか難しいものです。
プロセスが進むにつれ、出場者の悩みや苦しみが深まり、
時に、頭が真っ白になりながらも、本当に自分が実現したい未来と
事業の構想を描くべく、それでもなお、自分自身と向き合う。。
例えば、その心情は、公志園WEBページでも次のように吐露されています。
「それにしても、、、、 いや~なんだか暗いトンネルにいるようです」
 Learning for All 松田悠介さん
(公志園WEB「対話・発見・成長の記録」より http://2010.koshien-net.jp/matsuda)
「まだまだ、迷いながらのプレゼンテーションでした。
 一体自分は何を伝えたいのか?伝えられるのか?」
 エイズ孤児支援NGO・PLAS 門田瑠衣子さん
(公志園WEB「対話・発見・成長の記録」より http://2010.koshien-net.jp/monda)
絶えず自分との対峙を促し続ける・・・これが、公志園全国大会のプロセスです。
ただ、それは本当に苦しく、一人では大変なプロセスです。
だからこそ、パートナーや伴走者とのチームが必要なのです。
そして、くじけそうになったとき、心が折れそうなときに応援してくれる、
支援者や皆さんの存在が必要なのです。
具体的には、ミーティングやメーリングリストを通じての議論、
全出場者が集まって相互に発表していく「相互支援会」、という
2つのプロセスをこの5ヶ月間に渡りおこない、各チームメンバー
全員で取り組んでいます。
特に、月に一度行われる相互支援会は、
他の出場者・パートナー・伴走者や実行委員らの前で、
徐々にブラッシュアップされていった思いを都度、発表し、
フィードバックをもらう貴重な機会です。
そこでは、出場者が志を見つめ直し、結晶化させていけるサポートを
しようと、実行委員や伴走者も心を鬼にして、フィードバックのときには、
出場者にあえて厳しく問いかけます。
例えば・・・
「プレゼンがわかりよく流れてしまう。私は、あなた自身がどんな原体験を
 して、あなたの魂がどのように変わったのか、ということを聞きたい。」
 石川治江さん(実行委員/ケアセンターやわらぎ)
「あなたの思いはとてもよく分かった。でもどうしてそれが社会にとって
 本当に良いことなのか、実感としてまだ分からない。」
 北城恪太郎さん(実行委員/日本IBM)
すでにプログラムは、残り1ヶ月強となりましたが、
このプロセスを経験していく中で、出場者が一皮も二皮もむけていくのが、
相互支援会での発表を聞くたび、本当によくわかります。
「この社会の課題を解決するんだ」、という強い思いをもって活動していても、
決してすべてが順風満帆でもなく、
ましてや、やっている本人も聖人君主ではない。
もがき苦しみながら、不安を抱えながら、
それでも覚悟を決め、一歩ずつ前進していく・・・
このとても人間臭いところが、実は一番人の共感を呼ぶのだな、
と改めて感じさせてもらっています。
少し冗長になってしまいましたが、
これが、社会イノベーター公志園の全国大会プログラムで行っていることです。
皆さんには、1月22日の決勝大会(http://2010.koshien-net.jp/final)の場で、
こうしたプロセスを経て、より逞しくなった出場者の声を聞き、受け止め、
共感いただければ、本当にうれしい限りです。
皆さんのご参加が、出場者のエネルギーにもなりますので、
是非、当日、足を運んで頂きたいと思います!
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今回は、出場者の真剣な取り組みに触れ、
私自身も熱が入って長くなってしまいました(笑)ので、
トピックは一つだけにしたいと思います。
寒波なんかに負けず、熱い冬を過ごしましょう。

レポーター

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