社会イノベーター公志園 » 川口加奈
挑戦者 川口 加奈
NPO法人Homedoor 理事長

    14歳でホームレス問題に出会い、19歳で法人創設。ホームレスの自転車修理の技術を活かしたコミュニティサイクルの仕組みを立ち上げ、生活困窮者の自立支援を行う。ホームレスの人が路上生活から脱出できる出口作りとその予防、啓発活動に取り組む。
  • 特定非営利活動法人Homedoor

小口寄付プラットフォームであるJapanGivingにてチャレンジを実施中です。

何度でもやり直せる社会を作ります!

JapanGiving×公志園2015

伴走者

代表伴走者:竹原 啓二
(株式会社フューチャー・デザイン・ラボ 代表取締役)
桜井 伝治
(NTTコミュニケーションズ株式会社 取締役 第四営業本部長)
岩田 真吾
(三星テキスタイルグループ 代表取締役社長)
深田 保志子
(マスターカードジャパン シニアディレクター)

学生伴走者

木井 萌美
(国際基督教大学 3年)

挑戦者の日常

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写真で語る挑戦者の志

「ホームレスに近づいたらあかん」から、14歳で炊き出しに参加

日本では、ホームレスの人への偏見が根深く、自己責任論で片付けられがちです。私もそうでした。しかし、ひょんなことから疑問を持ち、ホームレスの人への炊き出しに参加しました。すると、大阪市内だけで年間213人が路上で亡くなっている等、正確な情報を知りました。誤解がとけると、むしろ「一度も会ったことも話したことも無い人を、見た目や噂だけで判断していた」という申し訳無さが募り、なにか罪滅ぼしができないかと活動を始めました。最初は、自分の中学校の全校集会で作文を発表するところから。そこから、炊き出しのお米を集め、新聞を作り...と、ちょっとずつ活動を広げていき、19歳でHomedoorを立ち上げました。

路上から脱出したいと思ったら、誰もが脱出できる

日本では、路上から脱出しようと思ったら、家や仕事、保証人の問題とたくさんの壁が立ちはだかります。生活保護制度等ありますが、今、路上でいる人の多くはそういった制度を利用せずに自力で頑張りたかったり知らなかったりする人です。そこで私たちは、路上から脱出する選択肢を増やし、仕事の職種を増やし、誰もが脱出できる道作りをしています。また、そもそもホームレスになりたくないと望んだらならずに済むように、ホームレス化予防も取り組んでいきたいと考えています。

おっちゃんたちの特技を仕事に!

路上脱出の選択肢をふやそうと、まず考えたのは中間的就労の場作りでした。Homedoorで正当な金額で働いてもらいながら、お金を貯め、路上脱出の準備をしていただこうと考えました。そしてせっかく、仕事を作るのであれば、おっちゃんたちが得意なことを仕事にしたいと調査すると、自転車修理が得意だと分かりました。そして生まれたのが「HUBchari」でした。これは、コミュニティサイクルという仕組みで、もともとパリで自転車問題を解決しようと生まれたシステム。HUBchariでは、大阪の2大問題を一挙に解決するとし、おっちゃんたちは、支援される側から支援する側、自転車問題を解決する担い手としてのべ110名が働きました。今は、HUBchariから広がって、10のプロジェクトを実施しています。

挑戦と失敗が許容される社会に

私たちはよく、当事者からホームレスになった理由を聞きますが、どうしようもない理由でホームレスになっている人が多いと感じます。もし、私たちがその人の人生を歩んでいたら、自分もホームレスにならざるを得なかったなと感じる理由です。そんなとき私は、ホームレス支援は、人生の保険だなと感じるのです。「ホームレスになるのは自業自得だ」と思考停止するのではなく、「誰にでもなり得ること」だと1人1人が、ホームレス問題をジブンゴトとして捉えることから、ホームレス問題は解決されると考えています。もし、どんだけ失敗しても、ホームレスにならずに済む社会が作れたとき、日本は、挑戦がより生まれやすい社会になるのではないかと考えています。

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公志園について

社会イノベーター公志園は、現在の世界、世界の中の日本、日本の地域社会・コミュニティの現状に対する大きな危惧 から生まれたイニシャティブです。詳しくは、http://koshien-online.jp/about/をご覧下さい。

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